このページでは賃貸物件の入居日について、
交渉次第で延長できるのかについてまとめました。
毎年、1~3月は需要と供給のバランス的に、
貸主の方が立場が強い状態です。
今回、私の場合は2月初旬に家探しをして、
入居時期を3月末か4月前半でお願いしていました。
この時点で少しムリがあるのですが、
ダメ元で大家さんに聞いてもらったところ、
やはり3月初旬が希望ということでした。
それでは1ヶ月分家賃がかぶってしまうので、
法人契約だとしてもちょっと会社的に難しい。
そこで、
「間を取って3/15~ではダメでしょうか?」
と聞いてもらいました。
入居日を延ばしたいという交渉です。
結果は「いいですよ」とのこと。
ただ、不動産屋さんの話し方だと、
ちょっと頑張りました的な感じでした。(笑)
やはり少しでも家賃がほしいと言われてたみたいで、
このあたりは不動産屋さんとの関係にもよりそうです。
ですから少し早めに物件を見に行って、
入居日まで間が空く場合は、
お願いベースで聞いてみるといいですよ。
入居日を遅らせる方法はある?
それでは入居日を遅らせる具体的な方法です。
- 「即入居可」と書かれている物件は避ける
- 最初に入居希望日を伝える
即入居可物件は避ける
物件の中には「即入居可」と書かれているものがありますが、
これは、すでに掃除やリフォームが完了していて、
入居希望があれば文字通り即入居できることを言います。
このような物件の場合は、
できるだけ早く入居してもらいたいというのが
大家さん側の気持ちですので避けたほうが無難です。
逆に「2月末退去予定」等と書かれている物件があります。
これは退去連絡が来て部屋が空く予定ですよ~ということなので、
掃除やリフォームなどの期間を考えると3週間くらいは猶予ができそうな物件です。
このような予測が立ちますので、
4月初旬からお願いできそうだということです。
最初に入居希望日を伝える
物件を探す時の条件の中に、
あらかじめ「4月初旬入居希望」等と書きます。
最初に入居希望日を伝えておけば、
その日程で入居できる物件を探してくれるので、
入居日の延長を交渉する心配がなくなります。
不動産屋さんが大家さんに交渉する手間が省けますし、
こちらもどうなったかな~とソワソワ心配せずに済みます。
どちらも意外と見逃しがちなポイントですので、
入居まで1ヵ月以上ある場合は気をつけて下さいね。
引っ越しシーズンの引き延ばしは難しい
今回は少し早めに内示が出たこともあり、
即、家探しをしました。
いつもは大体1ヶ月を切ってから言われるので、
入居日のことで何か言われたことはなかったんですよね。
早く動いたからこそ入居日まで時間があって、
それがネックになるとは思いませんでした。
ただ、最初に3月末くらいからの入居ってお願いしてたので、
比較的融通がきく物件を紹介してくれたのかな~って思います。
この時期は内見=物件を決める人が多いので、
タッチの差で「決まりました」というパターンが多いです。
私も今まで経験ありです。
その時は「キャンセル待ち」しましたが、
先に申し込みした人がそのまま借りることになり、
2番目の希望物件に住むことになった経験があります。
まとめ
物件を借りる時の条件って色々ありますが、
借りるまでの期間も関係してくることがあります。
春の引っ越しシーズンだけに、
一刻も早く決めたいところではありますが、
申込みから入居日までの期間が空く場合は注意が必要。
どうしても決めたい場合は二重家賃になることも覚悟して、
物件を抑えておく必要があります。
我が家の場合も今回は二重家賃になってしまいました。
約半月分ほどではありますがちょっと痛い出費です。
入居日を延ばしたい場合は、
お願いベースで聞いてみてください。
もしかしたらOKがでるかもしれません。